子育てのヒント~コーチング~

子どもに毎日怒っちゃうお母さん(お父さん)、イライラしちゃうお母さん(お父さん)こそ、コーチングはおすすめです

コーチング

事例編

事例編

あなたもコーチングの考え方や具体的なスキルを使って、実際に気づいている問題にチャレンジしてみませんか?

とにかくまずは試してみることです。

やってみて子どもの、自分の変化を観察してみましょう。

何らかの変化があると、続けていることが楽しくなります。

ただ気をつけたいのは、いくら変化があるからといっても、その変化にはさまざまな幅があるということです。

ダイエットでも1kg近くやせることもあれば、1週間前と変わらなかったり、逆に少し増えてしまったりしますが、続けていれば体はだんだん軽くなります。

コーチングも半年続けていれば、きっと気分が軽くなります。

慌てず、焦らず、変わらないことを嘆くより変わったところを見つけ、認め、楽しみながら取り組みましょう。

「自分の気持ちがどれだけ楽になったか」「前より子育てが楽しめるようになったか」「子どもの笑顔がどれだけ増えたか」といった変化を、効果の指標にしてください。 (さらに…)

行動編

行動編

よく効く7つの決めワザ

コミュニケーションの手法や、考え方、心構えの中から、子育ての現場で役立つ決めワザをお教えしましょう。

スキルといっても難しい技術がいるわけではありません。

コツがあるとすれば、とにかくやってみること。

使ってみることです。

最初はぎこちなかったり、うまくいかなかったりするかもしれませんが、繰り返していくうちに自然とできるようになります。

その頃には、子どもにも大きな変化が現れているでしょう。

気に入った決めワザをいくつか、心のポケットに入れておいてください。

そして、子どもがだだをこねたり、言うことを聞かなかったり、イライラしたり、爆発しそうになった時はポケットから取り出し、思い出して実行してみてください。

決めワザ1 気持ちを受け止める

子育てコーチングの最大のツボ、それは「子どもの気持ちを受け止めること」に尽きると思います。

心理学やカウンセリングの用語でいうと「承認」ですが、要は子どもが投げかけてくるさまざまなメッセージ(言葉、行動、表情など)をキャッチすることです。

子どもがボールを投げてくれたら、どんなボールもまずすっぽり受け止める。

そして「キャッチしたよ」と伝える。

バッターになって打ち返すのではありません。

よそ見したり無視したりするものでもありません。

これさえできていれば、親が少々厳しかろうが、甘かろうが、いいかげんだろうが子どもは安心して育つことができると思います。

反対に、受け止めることができていないのに、どんどん働きかけたり、押しつけたり、コントロールしようとしたりするのは、例え子どものためによかれと思ったことでも逆効果ではないでしょうか。

受け止めること。

よく見て、よく聞いて、気持ちを分かってあげてそれをきちんと伝えることは、スキルというよりも子どもに対して常に意識していたいという、“心構え”かもしれません。

「気持ちを受け止める」のは「子どもの言うとおりにすること」では決してありません。

「学校に行きたくない」と言ったからといって、「そうか。じゃ、行かなくていいわよ」と賛同するわけではないのです。

どんな事情があったかはまだ分からないけど、とりあえず「行きたくない」という子どもの気持ちを「あなたは今、学校に行きたくない気持ちなのね」「お母さんお父さん)はそのことを分かっているよ」と伝えてみましょう。

スーパーで「お菓子買って~!」と泣く子に対して、「分かった、分かった。買ってあげる」と甘やかすのではなく、「何言ってるの!」「そんなこと言わないっ!!」と頭ごなしに否定するのでもなく、「そっか、お菓子が欲しいんだね」と子どもの気持ちを汲んであげるのが「承認」です。

その後、お菓子を買ってあげるのか、買わないのかは別問題で考えていきましょう。 (さらに…)

基本編

基本編

あなたもやれる!

「子育てコーチングをやってみましょう」と言われて、「そんなこと言っても、勉強もしないでできるわけないわ」「子ども相手に、急に言い方や態度を変えられるかしら」と思うかもしれません。

ギャーゴちゃん家の例を見てお分かりのとおり、コーチングと行っても特別な方法を使っているわけではありません。

もともと「コーチング」そのものが、誰かによって発明されたものではなく、さまざまな心理学やコミュニケーション理論をベースに、優れたカウンセラーやスポーツのコーチが永年実践してきた方法を、能力開発や問題解決のためにまとめ上げたものが「コーチング」なのです。

きっとあなたの周りにも、自然にコーチング的なコミュニケーションの達人がいると思います。

そういう人は大抵聞き上手。

そして、その人と話していると楽しくて、元気が出て、おまけに自分から問題解決の方法がポロリと出たりして。

反対に、ちっとも話を聞いてもらっている感じがせず、話を遮ったり、自分の意見ばかり押しつけてくるような人は“反面コーチ”です。

あなたのコミュニケーションスタイルはどちらに近いでしょうか?

そして、子どもに対して日々どう接していますか?

そんな視点を意識していれば、誰でもコーチになれるでしょう。 (さらに…)

何に怒っているんだろう

何に怒っているんだろう

夏休みになって、ギャーゴのお兄ちゃんが何かとママの仕事部屋に入ってきて邪魔をするようになりました。

「どっか出かけようよ~」「ぼくの財布知らない?」「今度、このゲームソフト買って欲しい」「退屈だなー。何したらいいと思う?」ギャーゴママに余裕があればいいのですが、いちいち仕事の手を止めるわけにもいかず、結局追い出してしまうことになっていました。

コーチングでMコーチに話すと、「仕事に集中できずにイライラしているギャーゴママさんが目に浮かぶようです。でも、ギャーゴママさんは『お兄ちゃんは話を聞いてもらいたがっている』と、すでに分かっているんですね?」

「そうですね。夏休みで家にいるし、下の子たちは保育園と学童保育所に行っている間、もっと構って欲しい、こっちを向いて欲しいという感じでしょうか」

「ということは、お兄ちゃんは普段あまり構ってもらっていない、気持ちを受け止められていない、と思っているんですね?」

「どうしても下の子に手も気も取られがちですからね。つい用事ばかり頼んでしまって。逆に甘えてこられると『もう小6でしょ』とつっけんどんになってしまって。これってすごい私の勝手ですよね。そういえば『ギャーゴやPだけずるい!』とよく怒っています」

「例えばギャーゴちゃんの、何に対しての怒りなんでしょう?」

「もしかしたら『なんでも感情をストレートに出すところ』が嫌なのかも。そんな時は決まってウザイと言って怒っていますから。それは裏返せば、お兄ちゃんはいつも自分の感情を素直に出していない、我慢しているってことですかね」こんな風に喋っているうちに、だんだん自分の気持ちが表に出てきて、いろいろ思い出していきます。 (さらに…)

今までは火に油を注いでいた?

今までは火に油を注いでいた?

ギャーゴママはコーチングをやっているうちに、ギャーゴのことだけではなくお兄ちゃんや弟のことも目に入るようになってきました。

今までは、ギャーゴのだだの対応に精一杯だったのが少し余裕が出たみたいです。

ある日のセッションのこと、兄弟げんかの顛末を報告し、対応を聞いていたコーチはこう切り返してきました。

「話を聞いていると、ギャーゴママがけんかに介入することで火に油を注いでいるように感じるのですが……」第3者からの客観的視点は結構効きます。

さらに、「もし、中立的な立場でお兄ちゃんとギャーゴちゃんのやり取りを見守ったとしたら、何か変化があると思いますか?」そこでギャーゴママは、1週間ほど介入したい気持ち、一言言いたい気持ちをひたすら抑え、見守りました。

すると、小競り合いはあるものの、エスカレートしてどうしようもない状態に陥ることはありませんでした。

ギャーゴが泣いても、10分後には「おーい」「なーに、お兄ちゃん」となっています。 (さらに…)

抱っこだけでもOK

抱っこだけでもOK

ギャーゴの訴えに対して、そのままリフレインを繰り返すことで気持ちを受け止めていると、もう1つの気づきがありました。

それは、言葉は必ずしも必要ではなく、時には言葉がなくても子どもは受け止めてくれることでした。

抱っこされるだけで、悲しさや悔しさがやわらいでいくようです。

だだへの対処法が見えてきた

ギャーゴママのコーチングの主要テーマだった“ギャーゴのだだ”は、その後どうなったのでしょうか?

1ヶ月、2ヶ月と経つにつれ、ギャーゴママの気持ちはどんどん軽くなっていきました。

コーチングのセッションでも、「この1週間は、決定的なだだはありませんでした」「だだが始まっても、大泣きにならなかった状態が2、3回ありました」という言葉が増えてきました。

それまでは、ちょっとしたことでだだが始まると、いくらこちらが気持ちを理解しようとしても、話が分からない、言い分もころころ変わるといった状態。

最初は聞き分けよく接していても、そのうち声が荒くなって「何が言いたいの!?」「どうして分からないの!?」となってしまう。

ギャーゴはギャーゴで「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!」と爆発モード。 (さらに…)

弟を叩かなくなったギャーゴ

弟を叩かなくなったギャーゴ

ギャーゴママの毎日は、いくつも問題が発生しつつも、コーチングを使って1つずつ問題に向き合ううちに解決方法が見つかり、子どもたちの気持ちが前よりも見えるようになっていきました。

例えば、ギャーゴが弟のPちゃんを叩くこと。

わがままざかりが3人もいるのですから、小さないざこざは日常茶飯事です。

おもちゃの取り合いや、言うことを聞かないなどの理由でけんかが始まります。

お互いにやり合っているなら少しはいいか、とも思いますが、Pちゃんは逃げ回ったり泣いたり。

そんな弟をギャーゴはさらに叩くものですから、ママもつい「やめなさい!」とどなってしまうのです。 (さらに…)

1人じゃないから

1人じゃないから

子育てはマラソンに似ています。

長い道のりを先も見えないまま走る。

山あり谷あり、日照りもあれば暴風雨、雷の日も。

マラソンと違うのは、どんなにしんどくても体調が悪くても「やーめた!」と棄権することは許されません。

実際に走るのは自分でも、一緒に走ってくれる人がいれば、つらさは半分に、喜びは2倍になるのでは……子育てのコーチングをするコーチは、この“伴走者”に似ています。

沿道で旗を振って応援してくれる人ではなく、同じ伴走者でも車の上からメガホンで指示やアドバイスを与える人でもなく、ただ一緒に走ってくれる、同じように息をして、同じように坂道のつらさを味わい、同じようにゴールの喜びを感じてくれる……。

もちろん、時には具体的な指示やアドバイスも効果があるでしょう。 (さらに…)

繰り返しが効く!

繰り返しが効く!

コーチングが最初にくれたものとして、何度も自分を振り返る時間をくれることもあります。

「分かっていることとできることは違う」ように、人間、一度できたからずっとできるとは限りません。

例え客観的な視点を持って子どもを見つめることができたとしても、日々の生活の中でそれを忘れていく、薄れていくわけです。

ところが、コーチングは否が応でも週1回、いろいろな気づきや発見や約束を思い出させてくれます。

ギャーゴママが電話を入れると、「お待ちしていました。この1週間、ギャーゴちゃんはどうでした?」「聞いてくださいよー。実は……」と報告したくてウズウズしていたギャーゴママ。

「……でもまあ、この1週間は決定的なだだもなく、私もカッとならずに済んだんです」「よかったですね。では、今回うまくいった勝因は何だと思います?」「そうですねー。1つはやはり客観的に見ることができて、ギャーゴの感情に巻き込まれなかったこと。最近仕事がそう忙しくなく、時間的な余裕もあって気持ち的に余裕が生まれたというか……。ということは、常に自分で意識して、時間的余裕が持てるよう心がけるということですね!」

目からウロコ状態のギャーゴママ。

さっそく明日から30分早く起きてみることにし、その結果を次のセッションで報告することになりました。 (さらに…)

初めてのコーチング

初めてのコーチング

ギャーゴママは、メールで打ち合わせていた時間に電話をかけました。

まずは、1時間の無料お試しコーチングです。

「お待ちしていました」電話を受けてくれたMコーチにしゃべること、しゃべること! 約1時間、仕事のこと、家族のこと、子育てやら自分の生い立ちやらコンプレックスまで電話の向こうの相手にしゃべっていました。

ここまでは普通に「友達にグチを聞いてもらってストレス解消」と、そう変わらないかもしれません。

ただ、友達は“自分のこと”もしゃべります。

さらに、アドバイスや経験もしゃべります。

しかし、コーチはただしっかりと、とことん聞いてくれます。

ここで既にコーチの術中にはまっているかもしれません。 (さらに…)