子育てのヒント~コーチング~

子どもに毎日怒っちゃうお母さん(お父さん)、イライラしちゃうお母さん(お父さん)こそ、コーチングはおすすめです

小学生になったギャーゴは…

小学生になったギャーゴは…

小学生になったギャーゴは…

このエントリーをはてなブックマークに追加

時は流れ、小学生になったギャーゴ。

保育園とは違って、8時には家を出て、6年生のお兄ちゃんと一緒に学校まで歩いて行くのが決まりです。

いつもパワフルで好奇心マンマンのギャーゴも、“初めての環境”には弱いようで、登校初日はお兄ちゃんに少し遅れて、静かに歩いていたそうです。

しかし、1週間もすればクラスのお友達も増えて、自由帳に10人くらいの名前を書いて帰ってきて、「今日、お友達になった!」とニコニコ報告したり、毎日学童保育所でクタクタになるまで遊んで、夕食前には熟睡したりと、学校生活は順調に過ぎていっていました。

ところが、ついに……というか、突然「学校行きたくない!」と言い出したのです。

「何言ってるの。お兄ちゃん、もう行っちゃうよ」ギャーゴママは最初軽く流してみましたが、ギャーゴは動く気配がありません。

どうやら眠いから、面倒くさいからではないようです。

「なんで行きたくないの?」一度はそう言ったものの、ギャーゴママの心は千々に乱れます。

ここで思い出したのが、Mコーチに言われた「承認」の大切さ。

「こうしたい!」というとおりにやらせればいいわけではないけれど、「こうしたい!」という気持ちだけは受け止めてあげることが大事だということ。

わがままを通させるのではなく気持ちを受け止めて「承認」してあげれば、わがままも引っ込んでいくこと。

「そうか。K子は行きたくないんだね」すると、泣きそうだったギャーゴの緊張がふと緩みました。

への字に結んでいた口元も、少し開いた気が……。「何か嫌なことがあるの?」「……だって面白くないもん」「何が面白くないの?」「先生、嫌い」「そう、きれいな先生だって喜んでたのにね。どんなとこが嫌いなの?」「何言っているのか分からないから!」ギャーゴが行きたくない理由は、担任の先生が何を言っているのか分からないからでした。

先生に聞き返してもやっぱり分からず、時々早口になったり、言われたとおりにやってみたら違っていたり。

おそらく、ギャーゴ自身の緊張もあって、先生の言葉の一部分だけを捉えてしまうなどの行き違いもあったのでしょう。

それにしても、「先生が怖い」「友達が意地悪した」とかではなく、「先生の言うことが分からない」という理由だったとは、聞いてみないと分からないものです。

「じゃ、どうしたらいいと思う?」「一緒に学校に行って、先生に話して」いきなり母子登校というのも気が引けたのですが、せっかく自分の気持ちと解決法を伝えてくれた我が子のためです。

「分かった。一緒に行こう! そしたら学校に行けるね?」「うん!」ギャーゴは晴れ晴れとした顔をしています。

2人で学校に行き、先生に今朝の話をすると、「先生、気づかなくてごめんね。ちゃんと確認して、分かるまで何度でも説明するから、いつでも言ってね」と言ってくれました。

「じゃあね!」ギャーゴは先生に手を繋がれて、恥ずかしそうにしながらもいつもの笑顔で手を振っていました。

ひょっとしたら自分でも気づけないような別の理由があったかもしれませんし、また同じような問題が起こるかもしれません。

「でも、その時はその時で、またゆっくり話を聞いて解決法を一緒に考えよう。『どうして行かないの!?』『さぼっちゃだめでしょ!』なんて決めつけないでよかった」と、ギャーゴママはしみじみ思いました。


« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です