子育てのヒント~コーチング~

子どもに毎日怒っちゃうお母さん(お父さん)、イライラしちゃうお母さん(お父さん)こそ、コーチングはおすすめです

基本編

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あなたもやれる!

「子育てコーチングをやってみましょう」と言われて、「そんなこと言っても、勉強もしないでできるわけないわ」「子ども相手に、急に言い方や態度を変えられるかしら」と思うかもしれません。

ギャーゴちゃん家の例を見てお分かりのとおり、コーチングと行っても特別な方法を使っているわけではありません。

もともと「コーチング」そのものが、誰かによって発明されたものではなく、さまざまな心理学やコミュニケーション理論をベースに、優れたカウンセラーやスポーツのコーチが永年実践してきた方法を、能力開発や問題解決のためにまとめ上げたものが「コーチング」なのです。

きっとあなたの周りにも、自然にコーチング的なコミュニケーションの達人がいると思います。

そういう人は大抵聞き上手。

そして、その人と話していると楽しくて、元気が出て、おまけに自分から問題解決の方法がポロリと出たりして。

反対に、ちっとも話を聞いてもらっている感じがせず、話を遮ったり、自分の意見ばかり押しつけてくるような人は“反面コーチ”です。

あなたのコミュニケーションスタイルはどちらに近いでしょうか?

そして、子どもに対して日々どう接していますか?

そんな視点を意識していれば、誰でもコーチになれるでしょう。

コーチングの基本的流れ

大半のコーチングでは「ゴール(目標)を設定する→現状を把握して問題点をはっきりさせる→問題解決のための行動を考える」といった流れになります。

この時、考える主役はもちろんコーチングを受ける人(クライアント)です。

コーチは、そうした決まった行動が予定通り実践できるようフォローし、この行動の結果を受けて「そのまま続けるか」「行動の内容を変えるのか」といった軌道修正を確認しながら、目標の達成をサポートしていきます。

つまり基本は、「自分で考え、自分で行動すること」。

いくら優秀なコーチがついていても、当の本人が行動を起こさないと何も変わらないのと同じように、子育てコーチングも「子育てを変えたい」と思ったあなたが主役です。

「ああ、子どもの話をちっとも聞いていなかった」「いつも頭ごなしに決めつけていたかも」などと思ったら、「じゃ、どうすればいいのか」「どんな風に変えられるのか」「それをいつから実行するのか」と考えること。

本当のコーチングはここからスタートします。

ステップ1 じっくり観察

コーチングでは、ゴールの設定を最初にしますが、子育ての現場においては、なかなかそんな悠長なことは言っていられません。

もちろん、問題を解決することで「どんな親子関係を築きたいのか」「どんなお母さんお父さん)でありたいのか」「どんな子ども(あるいは大人)になって欲しいのか」といったゴールを考えることも大切です。

しかしそれは、目の前の問題が解決して、心の余裕ができてからにしましょう。

ただ目に映すのではなく、よく見て、しっかり観る。思い込みやフィルターをできるだけ外して、あるがままの事実を観察することが大事です。

それには「客観性」が必要になってきます。

コーチに頼むコーチングがこれをもたらしてくれるのですが、セルフコーチングではどんな方法が考えられるでしょうか。

おすすめなのは「文章に書いてみる」ことです。

ノートでもメモ帳でもWordでもブログでも、とにかく観察した内容を文章にして、それをもう一度自分の目で読む……。一連の流れを通して、自然に客観的な視点が持てるようになります。

継続して記録することで、見返す度にその変化がより意識されるようになります。

そうすると、次回はもっとしっかり観察することができるはずです。

そうやって、トラブルがどのように起こるのか、子どもの言い分は何か、その時の親の対応はどうだったのか、結果どうなったのか……そんなことを記録してみてください。

あるいはその時々で気づいたこと、感じたことを書き添えてもいいでしょう。

1週間、1ヶ月と続けていくうちに、きっと新たな発見があるはずです。

ステップ2 問題をはっきりさせる

観察を続けていくと、いろいろなことが見えてきます。

子どもはどんな時にだだをこねるのか、兄弟げんかにガソリンを注いでいたのは誰か、うまくいった時の勝因は、逆にひどくなってしまった原因は……そんな中から本当の問題点がはっきりします。

面白いのは、問題の本質は表面上のトラブルとは違うところに根っこがある場合があることです。

人は何かに“反応”してしまうもので、何に反応するかは人それぞれですが、それを刺激されると無意識のうちに感情が大きく揺れ動き、冷静でいられなくなってしまう、反射的に対応してしまうのです。

特に子育てにおいては、自分が子どもの行動の何に反応しているかを知っておくことが、大きな力となります。

「けんかを必要以上に避けること」だったり「時間通りにやること」だったり「白黒はっきりつけないと気が済まないこと」だったり、あるいは「子どもはこうあるべきだ」という強い思い込みだったりが思い通りにいかないからカッとなる、イライラする、ガミガミ言ってしまう。

この反応に気づき、それを意識することである程度コントロールできるようになっていきます。

あなたは子どものどんな行動にイライラしますか?

子どものどんな言葉にカッとしますか?

あるいは子どもは何に反応しているようですか?

問題の根っこが見えてくると、対応の方法もいろいろ考えられるようになってきます。

子育てのイライラは元から断つべし!

そのためにもよく観察して、トラブルの元を探してみましょう。

ステップ3 何ができるか

「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」という言葉があります。

変えられないことに無駄な時間やエネルギーを使うより、自分に変えられること、できることを考え、そこにエネルギーを注ごうというわけです。

子育てにおいても、子どもを変えたいと本気で思うのなら「変わらないことを責めたりグチったりするよりも「この状況を変えるために、自分にできることは何か」「それをいつ、どのように行動するのか」と思い巡らすことが大切です。

感情に振り回され、事実が見えなくなっていたり、夢や希望ばかり追いかけていたりするクライアントを、コーチは常にポジティブで現実的な方向へと気づかせてくれるのです。

一度にいくつも欲張ることはありません。シンプルにやれそうなことを1つか2つ、自分の宿題にしてみてください。

今日1日だけ、1週間だけ意識してやってみるという具合に、期間を限定した方がトライしやすいかもしれません。

その宿題を紙に書いて、よく見えるところに張っておくのもいいでしょう。

ステップ4 行動してみよう

いくら本を読んでも、講演を聞いても「そうか」と思うだけでは変わりません。

分かっていてもうまく行動に移せないことがあります。

自信がなかったり、それでもダメだったらどうしようと思ってしまったり。

コーチングのスキルはいろいろありますし、解決の方法もいろいろです。

自分なりの答えを考えたら、まず実践してみる。

もしダメだったら、また別の方法を考えればいいんです。


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