子育てのヒント~コーチング~

子どもに毎日怒っちゃうお母さん(お父さん)、イライラしちゃうお母さん(お父さん)こそ、コーチングはおすすめです

何に怒っているんだろう

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何に怒っているんだろう

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夏休みになって、ギャーゴのお兄ちゃんが何かとママの仕事部屋に入ってきて邪魔をするようになりました。

「どっか出かけようよ~」「ぼくの財布知らない?」「今度、このゲームソフト買って欲しい」「退屈だなー。何したらいいと思う?」ギャーゴママに余裕があればいいのですが、いちいち仕事の手を止めるわけにもいかず、結局追い出してしまうことになっていました。

コーチングでMコーチに話すと、「仕事に集中できずにイライラしているギャーゴママさんが目に浮かぶようです。でも、ギャーゴママさんは『お兄ちゃんは話を聞いてもらいたがっている』と、すでに分かっているんですね?」

「そうですね。夏休みで家にいるし、下の子たちは保育園と学童保育所に行っている間、もっと構って欲しい、こっちを向いて欲しいという感じでしょうか」

「ということは、お兄ちゃんは普段あまり構ってもらっていない、気持ちを受け止められていない、と思っているんですね?」

「どうしても下の子に手も気も取られがちですからね。つい用事ばかり頼んでしまって。逆に甘えてこられると『もう小6でしょ』とつっけんどんになってしまって。これってすごい私の勝手ですよね。そういえば『ギャーゴやPだけずるい!』とよく怒っています」

「例えばギャーゴちゃんの、何に対しての怒りなんでしょう?」

「もしかしたら『なんでも感情をストレートに出すところ』が嫌なのかも。そんな時は決まってウザイと言って怒っていますから。それは裏返せば、お兄ちゃんはいつも自分の感情を素直に出していない、我慢しているってことですかね」こんな風に喋っているうちに、だんだん自分の気持ちが表に出てきて、いろいろ思い出していきます。

お兄ちゃんがけんかする裏の気持ちも見えてきたような気がします。

「それじゃ、そんなお兄ちゃんに対してどうしたいですか?」

「そうですね……。一番困っているのは、仕事の邪魔をされることですが、それを解決するにはその場でどうこう言ってもダメで、お兄ちゃんの日頃の“満たされない思い”を満たすことが先決なんでしょうが……」

「改めて聞きますね。お兄ちゃんにそう感じてもらうため、何ができますか?」

「まず、ちゃんと話を聞く。でも、お兄ちゃんにそうしっかり伝えるためにはどうするか……あっ、私、今まで話を聞くといっても、ほとんど仕事の手を止めていませんでした。ひどい時は顔を見ないで相づちだけ。これじゃ『話を聞いてもらっている』という実感がないのも無理ないですね。大人だったら怒って当然ですもの……リフレインや私メッセージ以前の問題だわ……。『お兄ちゃんの目を見て、しっかり話を聞く』、これを約束します」ギャーゴママは、「お兄ちゃんの顔を、目を見て、しっかり話を聞く」

「行動の裏側にあるもの、反応の源を意識して探してみる」ことを宣言しました。

こんな顔をして話すんだ

宣言から1週間、宣言を実行し続けることで、いくつかの新たな気づきはありました。

目を見ながら話を聞いていると、お兄ちゃんはすごく嬉しそうです。

「ああ、お兄ちゃんってこんな顔して話すんだ」と思ったりして、普段いかに顔をちゃんと見ていなかったかを痛感しました。

もちろん、親子によってさまざまでしょうが、お互いがお互いを1人の人間として認め合いつつ、対等な人間関係を築けるかどうか、自我を確立しようとしている我が子に対して、どう対応すれば一番いいのか。

そんな視点からギャーゴママとお兄ちゃんの現状を見てみると、「まだまだお兄ちゃんを子どもとしか見ていない」「早く自立して欲しいと言いつつも、相手を尊重していない」などの課題が見えてきます。

お兄ちゃんの本心

ある日、ギャーゴの登校拒否が再発しました。

前の晩、普段より寝るのが遅かったギャーゴは頭もぼーっとしているようで、起きた後もぐずぐずしていましたが、さっさと用意を済ませたお兄ちゃんに「早くしろよ!」と怒鳴られました。

すかさずギャーゴは「いやー! 学校行きたくない!!」今回はどうも「まだ眠たい、しんどい、面倒くさいから」という感じです。

まあ、頭ごなしに言ったら逆にややこしくなるなあと思っていたら、お兄ちゃんが横やり。

「何言ってるんだ! 行きたくないから行かなくていいわけないだろ!!」見事に頭ごなしです。

「何で行きたくないんだ!」「だって勉強面白くないもん」「誰だって面白くないわ! でもみんな我慢して行ってるんだろ! なんでお前だけ行かなくていいんだ!」ギャーゴの方は「眠たくてちょっとごねてみただけ」のようですが、意外だったのはお兄ちゃん。

親の目から見て勉強好きとはとうてい思えませんが、これまで登校拒否は一度もありませんでした。

そんなに勉強が嫌いで我慢していたなんて。

つくづくお兄ちゃんは表に出さないタイプなんだ……と、ギャーゴママは驚きました。

たぶん、お兄ちゃんは我慢している自分の気持ちを他の人に分かってもらえないのが、ものすごく悔しかったのでしょう。

「ギャーゴやPだけずるい!」には、そんな思いが込められていたのです。


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